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更新日時: 2008/07/25
応答震度法で用いる地盤のせん断弾性係数Gは、一次元重複反射解析のどの結果ですか。
一次元重複反射解析で得られた収束したGを使用しており、
ひずみに適合したせん断定数になります。


更新日時: 2008/01/28
FEM応答震度法の側方の境界条件は?
水平ローラー、鉛直固定です。
ちなみに、FEMによる地盤バネ算定時の境界条件は鉛直・水平とも固定です。


更新日時: 2008/01/28
地震時の断面力の変位の取り扱いは?
地震時の断面力は常時と地震時を重ね合わせていますが、変形は地震時
のみ結果です。断面力は非線形解析の初期値となりますが、変形は解析に
影響がないため、重ね合わせをしていません。


更新日時: 2017/04/10
レベル1(線形解析)とレベル2(非線形解析)の常時の結果が異なる。
レベル2の解析では常時解析を非線形として取り扱うことができます。
常時線形と常時非線形では使用される剛性(線形:全断面有効、
非線形:ひび割れ剛性)が異なるため、常時の解析結果が異なります。


更新日時: 2017/04/10
構造物解析で、初期応力エラーで解析が異常終了するのですが。
初期応力状態でひび割れを超えているためです。「常時の取り扱い」の非線形を選択して下さい。
また、既に「常時の取り扱い」の非線形を選択している場合、初期応力状態で部材が降伏しています。
降伏している場合は、断面データの鉄筋量が不足していますので、設計から見直すことをお勧めします。


更新日時: 2007/05/10
躯体の等価線形化法は考慮できますか。
考慮できません。


更新日時: 2017/04/10
地盤2層の変位が最大を取る時刻を求めるとき、構造物が2層以上の場合でも、構造物の一番上と一番下で求めているのですか?
相対変位をとる深さで、任意2点の深さを入力できます。
各層間の変位が大きい層を設計者が選択してください。


更新日時: 2007/05/10
レベル1(線形)解析時に、同一モデルにおいて、フレーム法では解析が正常終了しますが、FEM法のとき異常終了してしまいます。
平面ひずみ要素の物性値が正しく作成できていないことが考えられますので、
地盤の定義において、粘性土の場合粘着力、砂質土の場合内部摩擦角が入力
されているかどうか、確認してください。


更新日時: 2017/04/10
構造物へ慣性力をかける場合、加速度の方向はどうなっているのですか?
加速度の方向は、正値の場合「左から右方向」に変形するように加速度を調整しています。
慣性力を算出するときには、地震応答解析結果の応答加速度の正負を逆転して、
構造物へ載荷される方向を調整しています。


更新日時: 2017/04/10
道路橋示方書・同解説(平成8年)の非線形特性は考慮できないのですか?
考慮することができます。
※平成8年の非線形特性は平成14年と同じです。


更新日時: 2007/05/10
道路橋示方書・同解説(平成8年)の非線形特性の終局判定位置はどうなっているのか?
「コンクリートの縁ひずみ位置」と「最外縁の軸方向圧縮鉄筋位置」を選択することができます。
※平成8年の非線形特性は平成14年と同じです。


更新日時: 2017/04/10
地盤バネの非線形性は考慮できますか?
阪神高速道路公団「開削トンネルの耐震設計指針(案)」(平成11年)に
準拠した、滑り・剥離を考慮した非線形地盤バネを考慮することができます。
※平成18年5月改定版で解析手法が応答震度法となり、本機能はなくなりました。


更新日時: 2007/05/10
非線形解析時、非線形判定位置は部材中央か?
Ver.2までは、部材中央で判定しておりました。
Ver.3.1AからVer.3.2Bまでは、部材端(断面力の大きい端部)、部材中央の選択が可能としていま
したが、断面力の大きい部材端を自動的に選択することが不可能であるということが判明したため
Ver.3.2Cより、部材端(断面力の大きい端部)の選択は不可能としました。
なお、ユーザ定義データの修正、実行にて、各梁要素ごとに部材端(i端,j端を指定)し、解析が可能です。


更新日時: 2017/04/10
任意なデータ(荷重値、バネ値等)で解析を行うことは可能か?
ユーザ定義データを修正し、それを実行することで任意データによる解析を行うことができます。


更新日時: 2017/04/10
地盤バネ非線形の場合、ユーザ定義データを修正、解析できない(Ver.3.2Bまでは可能だったが、Ver.3.2Cより不可能)
Ver.3.2Cより地盤バネ非線形の場合、ユーザ定義データを修正、解析できないように処理を変更致しました。
応答変位法(フレームモデル)のユーザ定義時は地盤変位を荷重に置き換えているため、
地盤バネが非線形の場合、荷重が過度に載荷されるためです。
※平成18年5月改定版で解析手法が応答震度法となり、本機能はなくなりました。


更新日時: 2007/05/10
構造物にピン結合の部材がある場合、解析が異常終了する場合がある。次の条件の時に発生する。(1)構造物にピン結合がある (2)非線形解析を行っている
ピン結合としている部材は、非線形解析を行うことができません。
ピン結合としている箇所周りの部材を線形とすることで、解析を行うことができます。
ある部材だけ、線形部材として定義するには、
「該当する部材の断面テーブルの鉄筋を入力しない」と設定します。