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更新日時: 2008/09/16
レベル2地震動で計算を行うと、隣同士の要素番号のj端とi端のモーメントの数値が異なる。
地震時を非線形解析で処理することにより誤差が生じるためです。通常の場合は小数点以下
の数値が異なる程度ですので、不連続性が1%未満であれば問題ないと考えております。
また、このような傾向は常時解析を非線形で処理を行う場合に多く発生します(非線形解析を
2度行うためです)。


更新日時: 2008/05/07
曲げ照査で非常に短い部材(5cm以下)で曲げ照査がNGになっています。近傍は余裕がありますが。
断面変化点と地層境界により、自動的に部材でモデル化します。そのため、異常に短い部材が
作成されることがあります。GALKINSの曲げ照査は部材中央のM-Φ関係で行っているので、
部材長が短いほど精度は高いのですが、隣接部材長と比較しバランスが悪い場合は、
局所的にNGになるためモデル変更を検討する必要があります。
ユーザ定義で節点を座標を変更するか、可能であれば構造物位置や地層位置をずらす事で対応を図ります。


更新日時: 2008/04/18
全ての節点に荷重が載荷されていないようですが。
解析精度を高めるため梁要素が長い場合、断面高さの1/2(変更可能)以下になるように
部材を分割します(線形解析も同様)。新たに作成された節点には荷重が載荷
されません。


更新日時: 2008/03/27
梁要素の断面力のは符号はどのように考えますか。
断面力の符号は、梁要素を定義した部材座標系により決まります。
軸力は梁要素を構成する節点のI端(始点)→J端(終点)の方向を軸力の正とします。
そのため、I端側では圧縮が正で、J端側では引張が正になります。
せん断力はy軸方向で床版は鉛直上向きが正、柱は水平右向きが正になります。
曲げモーメントはz軸廻りで反時計廻りが正になります。


更新日時: 2008/03/27
梁のM-Φ関係の数値はどの位置で評価していますか。
M-Φ関係は部材の中央で評価しています。したがって、部材の曲げモーメント&
曲率はI端とJ端の平均値になります。なお、符号はJ端側と同じにしています。


更新日時: 2008/01/28
曲げ耐力照査図の画面切換は常時と地震時ですか。
曲げ耐力照査図は地震時の許容塑性率照査と曲げ耐力照査です。


更新日時: 2008/01/24
DXFファイルはどのように出力されますか?
DXFはファイルは、現在作成しているモデルのプロジェクトフォルダー内
にF00001.DXFの名称で出力されます。ウインドウ内の図化が複数ある場合は
F00001~数値を増加させ、図面毎にDXFファイルが出力されます。
なお、このファイルは出力の操作を行う毎に上書きされますので、注意願います。


更新日時: 2008/01/22
レベル1(線形)解析の場合、曲げ耐力照査図による評価できますか?
レベル1(線形)解析では曲げ耐力照査図での評価はできません。
この照査図を利用するためには、レベル2(非線形)の解析が必須です。
全断面剛性(レベル1)とひび割れ剛性(レベル2)の相違はありますが、
暫定的にレベル2(非線形)の解析を行い、判断することになります。


更新日時: 2007/07/12
断面力の解析結果で、自動計算したものとユーザ定義で実行した結果が違う。
常時を非線形で処理した場合、自動計算は常時線形結果が表示され、
再処理は常時非線形結果が表示されます。


更新日時: 2017/04/10
せん断耐力の照査の機能はないのですか。
GALKINSでは、せん断耐力の照査はできません。(M-Φ関係による曲げ耐力照査はできます)


更新日時: 2017/04/10
解析結果リストで、「梁要素分割前」と「梁要素分割後」があるが、どのような意味を持っているか。
GALKINSでは、入力した壁・床(梁要素)を、解析時に自動分割しています。
自動分割のタイミングと、分割方法は以下のようになっています。
1.メッシュ作成時
(1)構造物の節点位置と同じ深度に地層境界が無い場合、地層を細分割します。
(2)地層境界と同じ深度に構造物の節点が無い場合、梁要素を細分割します。
(3)メッシュ定義画面で入力した「分割ピッチ」と「増分割合」に従って、
地層(メッシュ)を細分割します。
※1.(1)~(3)までの手順が終了した際のデータが「梁要素分割前」となります。
 
2.構造物解析時(自動的に定義したデータを解析)
(1)各梁要素の長さが、梁要素の断面高さの1/2(変更可能)となるように、梁要素を細分割します。
※2.(1)の手順が終了した際のデータが「梁要素分割後」となります。