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更新日時: 2007/01/29
「土留め壁の初期たわみ量が範囲(>0.0)外です」で計算が実行できません。
設計基準に「日本道路協会(共同溝設計指針)」を選択している場合には、地盤バネを
ひずみ依存性で計算します。その計算において”初期たわみ量”が必要となりますので
0.0以上の数値を設定してください。”初期たわみ量”を設定する方法は、
[土質定数の設定]画面にて[水平地盤反力係数]ボタンをクリックすると
[水平地盤反力係数の設定]画面が表示されますので、そこで設定してください。


更新日時: 2007/01/29
エラーメッセージ「原因不明なエラーが発生しました」で計算が実行できません。
「初期根入れ長」あるいは、「根入れ長最大長さ」が土質定数の設定深度を超えている
と考えられます。


更新日時: 2007/03/05
「報告書「解析結果一覧表」作成中にデータエラーが発生しました。」で報告書が作成できません。
「解析結果一覧表」が作成できないのは、結果が異常であることが考えられますので、
「解析結果一覧表」を作成せずに報告書を作成して入力データなどを確認してください。


更新日時: 2007/04/20
構築壁の設定について教えてください。
構築壁とは、例えば土留め壁に地下連続壁を用い、土留め壁にそって本体構造物を立ち上げる場合など、
土留め壁に本体構造物の剛性を考慮したい場合に設定します。
RAINPALでは構築壁も土留め壁と同様に扱って解析しております。


更新日時: 2007/03/05
施工条件の設定について教えてください。
「施工条件の設定」画面で選択したケースは、「詳細条件の設定」で設定する各ステップのデフォルト値となります。


更新日時: 2007/04/20
鋼矢板テーブルの内容を修正するにはどうすればいいでしょうか?
RAINPALの「テーブル参照」ボタンによって表示される部材の一覧テーブル(鋼矢板や切梁など全て)
については、通常の表入力画面と同様に追加、修正、削除といった編集を行うことができます。


更新日時: 2007/03/05
報告書「解析結果一覧表」の支保工反力が正常に出力されません。(計算値が表示されない)
「支保工設置の設定」画面で、支保工の設置段に全て「なし」というデータを設定した場合に、
この様な現象が現れます。全て「なし」のデータは削除してください。


更新日時: 2007/03/05
弾性域と塑性域の出力結果は出ないのでしょうか?
塑性域は、有効側圧・地盤バネ分布図の地盤バネのグラフ上に縦縞の矩形域で表示されます。
表示させる方法は、計算結果図であれば、メニュー「オプション」→「計算結果図」を選択し、
「土留め壁計算結果図オプション」画面の「表示の有無」で「塑性域(有功側圧、地盤バネ)」を
チェックすれば表示させる事ができます。
報告書についてもメニュー「オプション」→「報告書作成」を選択し、「計算結果図作成条件」
ボタンの設定画面で同様の設定項目があります。
さらに詳細の結果を見たい場合は、計算結果リストを参照してください。


更新日時: 2007/03/05
リングバネについて教えてください。
壁体の種類が地下連続壁であれば考慮することができます。
設定する方法は、「壁体断面の設定(地下連続壁)」画面の「円形立抗の内側半径 R」を設定すれば考慮されます。


更新日時: 2007/03/05
有効側圧・地盤バネ分布図と施工ステップ毎の計算結果の不一致について教えてください。
有効側圧、地盤バネ分布図については、地層境界での計算を行う際に境界よりも若干ずらした
位置で計算していますので施工ステップ毎の結果とは異なる場合があります。
(詳細な計算結果を見たい場合は、「土留め壁の応力・変形計算オプション」画面で
「計算結果リスト」を「保存する」として、計算結果リストファイル「MONTAGE.LST」
を参照してください。)


更新日時: 2007/03/05
「土質定数の設定」画面にある「掘削幅B」とは何ですか。
掘削幅Bは、首都高速道路公団基準での静止土圧を算出する場合に使用されます。
他の基準では、使用しない数値です。


更新日時: 2007/03/05
底盤改良をする場合の入力方法について教えてください。
土質定数の設定で、背面側、掘削側の土質定数ケースを設定し、施工条件の詳細設定で、
背面側、掘削側のそれぞれに対して土質定数ケース番号を指定してください。


更新日時: 2007/03/05
「支保工設置の設定」画面で”なし”を”切梁”に変更するにはどうすればいいでしょうか?
設定しようとしている設置段で、既に”切梁”などを設定している場合、上部分の”なし”では
スペースキーを受け付けません。
一旦、その段をすべて”なし”に設定してから目的の施工ステップに移動し、スペースキーで
設定してください。


更新日時: 2007/03/05
地下連続壁の入力について教えてください。
壁体の剛性を深さ方向に変化させる場合(変断面を設定する場合)に地表面からの深さを入力します。
変化させない場合には、土留め壁先端までの深さを入力します。


更新日時: 2007/03/05
弾塑性C法とB法の違いについて教えてください。
弾塑性C法とB法では、背面側の地盤バネの扱いが異なります。
弾塑性C法では、背面側および掘削側ともに主働塑性と受働塑性を考慮して計算しますが、
弾塑性B法では、掘削側の受働塑性のみを考慮して計算します。
・弾塑性B法での解析
背面側を弾性バネとし、背面側土圧を主働土圧、掘削側土圧を静止+地盤反力で応力・変形計算する。
この時、静止土圧+地盤反力が極限受働土圧を超える場合に塑性して地盤バネをきる。
・弾塑性C法での解析
背面側にも弾塑性バネを考慮して、掘削とプレロードを同一モデルで一貫して解析する。


更新日時: 2007/03/05
「切梁ノーテンション」とは?
施工途中において、切梁設置位置の土留壁の変位が先行変位より小さくなると、切梁に負の反力が生じ、
切梁が引っ張りバネとして抵抗してしまいます。
そこで、本プログラムでは計算オプションとしてスイッチを設け、「考慮する」とした場合は、
負の反力が生じないように解析できます。


更新日時: 2007/03/05
「再弾性化」とは?
本プログラムは、弾塑性解析に荷重分割法を用いており、荷重増分毎に弾塑性の状態を判定しております。
この判定において、再弾性化「考慮する」とした場合は、一度塑性化した部分についても再びバネを付加し、
弾塑性の状態を判定する仕様となっております。
また逆に「考慮しない」とした場合は、一度塑性化した部分については、バネは付加せず塑性状態のままで解析を進めます。
このような解析を全施工ステップに渡り行っております。 通常は、再弾性化「考慮する」として解析してください。